鵜の木の「今」をあなたに届けるうのき2you
みんなの防災訓練

多摩川氾濫寸前 あなたは避難しましたか?地域の防災心配です。

 10月12日、大型の台風19号接近に伴い、多摩川流域に避難指示が出ました。鵜の木に住み始めて18年になりますが、初めてのことです。数年前から僕は、嶺町小学校を防災活動拠点とした訓練を企画する側に関わっています。今回、いざ自分自身が避難所に避難する側になってみて、感じたことがあります。

本当に地域住民主体で「防災活動拠点」を
立ち上げて運営することができるのか?

 数年前から防災訓練の形は変わってきています。いざ大規模災害が発生した場合、行政の職員の方がすぐに地域の避難所開設に動けるわけではありません。地域住民が主体となり、避難所開設するための訓練を行なっていますが、このこと自体、知らない人が多いと思います。もっと多くの人に知ってもらう工夫をしていきたいと思いました。

「防災活動拠点」の運営で大切なのは
ハードだけでなくソフトも大切ではないか?

 僕たちがここ数年行ってきた訓練はハードをいかに整えるか、情報をどう共有するかといったことでした。今回、避難する側になってみると、気になったのは「どう運営するか?」といった部分でした。赤ちゃん連れ、ペット連れなど様々な立場の方に対する受け入れ対応。運営側の言葉遣い、声のかけ方、気の使い方。ボランティアをどう巻き込んでいくのか。普段の訓練から様々な立場の方の意見を取り入れることができればいいですね。
 そして一番のポイントは、日頃から地域の方とのコミュニケーションの機会を増やし、顔見知りを増やすことが、非常時の安心へとつながると感じました。 今後の防災訓練のあり方を考える機会になりました。

玉川広志(防火防災部副部長、2Uスタッフ)

8人家族の避難ルポ

災害時の情報収集

鵜の木特別出張所によると、堤防が決壊する恐れがある多摩川の計画高水位は10.35㍍(観測地点・田園調布上)ですが、10月12日午後7時には10㍍弱まで達したそうです。鵜の木地区の避難所に駆け込んだ住民は約1300人。内訳は、鵜の木特別出張所約110人、東調布第三小約650人、千鳥小約480人、鵜の木八幡神社約70人でした。災害時は電話やHPはパンクしがちです。避難所の開設など災害時の情報収集は大田区の公式Twitterがおすすめです。鵜の木二丁目町会も災害時には、TwitterとFacebookページで情報発信していきます。

twitter

facebook

大切な人を守るために「いま」考える備える

みんなの防災訓練12月1日(日)場所:大田区立嶺町小学校時間:9:00〜12:00

近隣の方、どなたでもご参加いただけます

起震車体験 救出救護搬送 炊き出し訓練 放水消火体験 煙体験など

共 催:鵜の木二丁目町会・鵜の木三丁目町会参加団体:大田区立嶺町小学校、嶺町小学校PTO、田園調布消防署、大田区鵜の木特別出張所

活動報告 御嶽神社祭禮 連合渡御、子ども御輿・山車、夜店

 はじめまして、2Uスタッフの中嶋圭吾です。鵜の木二丁目歴は5カ月。足立区から5月に転職などを機に引っ越してきましたが、7月に開催された「鵜の木に恋するアイデアソン」をきっかけに町会のイベントなどに関わっています。人生で初めてお神輿を担ぐことになりました。
 9月21日、22日と2日間に渡り挙行されたお神輿。1日目は、子ども神輿・山車の巡行が行われ、子どもたちの元気な掛け声、太鼓の音が町内に響き渡りました。行く先々の休憩所でのご支援等ありがとうございました!
 2日目は、新天皇がご即位され、元号も令和と改められたため、奉祝連合渡御が挙行されました。御嶽神社の氏子である鵜の木二丁目町会を含む六つの町会の御輿が一堂に会し、宮出しが行われました。鵜の木二丁目の神輿の下では、隙間なく揃った半纏が御嶽神社の前で力強く跳ねていたのが印象的でした。半纏を貸し出していただいたご家庭の方に改めて御礼申し上げます。
 人生初のお神輿。貴重な経験とともに鵜の木二丁目町会のみなさんの強い絆を感じる機会でもありました。地域の目に見える繋がりが、明るく元気で豊かな地域生活を営める源になっていると感じています。

地域行事予定11月12月 8・9月古紙回収実績・・・13,120㎏

「2U」スタッフ 募集

〝地域の未来〟共創プロジェクト「2U」(トゥーユー)は、ボランティアスタッフを募集しています。町会報の取材・編集(中高生歓迎)、新しい町会・地域に向けた企画の運営が中心です。空いた時間を使って、あなたが挑戦してみたいこと、得意なことを地域で始めてみませんか。